大きく6つあります。
① 雨水があふれる(オーバーフロー)
-
詰まりによって水が正常に流れず、雨どいの外に水があふれる
-
特に梅雨・台風時に大量の雨が処理できず、家の外壁に直接かかる
🔧困る点:
-
外壁の塗装が剥がれたり、シミやカビの原因に
-
雨水が跳ねて窓の隙間や基礎部分から浸水
② 屋根や軒裏から雨漏り
-
詰まりが続くと、雨水が逆流し、屋根の内部や軒天に染み込む
🔧困る点:
-
天井や壁紙にシミができる
-
長期的には木材が腐食し、リフォームが必要になる
-
湿気がたまりカビやダニの発生リスクも上昇
③ 家の基礎が傷む(シロアリ・湿気リスク)
-
雨水がうまく排水されず、家の土台周りに水たまりができる
🔧困る点:
-
基礎のコンクリートにヒビが入る
-
地盤が緩み、家が傾く恐れも
-
湿った環境でシロアリやカビが繁殖しやすくなる
④ 外壁・サッシが汚れる
-
詰まりであふれた水が泥やホコリを含みながら跳ね返る
🔧困る点:
-
外壁が黒ずんだり、苔が生える
-
サッシや網戸が雨垂れで汚れやすくなる
⑤ 雨どいそのものが破損する
-
詰まりが長く放置されると、水や泥の重みで雨どいが歪んだり外れる
🔧困る点:
-
強風時に落下する危険がある
-
修理費用が数万円単位になることも(長さや素材による)
⑥ 騒音・見た目の悪化
-
雨が詰まり部分に当たって「ポタポタ」「ドボドボ」と音を立てる
-
コケやごみが見えて外観の印象が悪くなる
夏のおすすめメンテナンス
- 雨どいの掃除(できれば梅雨前・真夏前)
軒どい・縦どいの中を覗いて詰まりがないか確認
ホースで水を流して、排水がスムーズか確認
土・葉っぱ・鳥の巣・泥などをスコップや手袋で除去
詰まりがひどい場合は「高圧洗浄」や「ワイヤーブラシ」使用も検討
- 雨どいの破損チェック
継ぎ目・接合部にズレ・ゆるみ・ヒビがないか確認
雨どいを手で軽く揺らしてガタつきがないかチェック
**支持金具(とい吊り金具)**のサビや曲がりも注意
3.雨の後の「雨水の流れ方」を観察
屋根からの水がきちんと流れているか
雨どいから水があふれていないか・漏れていないかチェック
家の周囲に水たまりや跳ねた跡がある場合は、排水不良のサイン
高所作業、滑りやす屋根もあるので少しでもお手伝いでいたらと思います。
気になる方はご連絡ください。