波板で10尺以上の壁を施工しました。
ホームセンターでも最大10尺までで運ぶのも大変、元の波板へ差し込むのも大変なサイズです。垂直張る、そして一番下をそろえるのも一苦労です。
波板(トタンやポリカーボネートなど)は、一般的に 6尺(約1.8m)、8尺(約2.4m)、10尺(約3.0m)、12尺(約3.6m) といった規格で流通しています。ホームセンターや建材店でも「10尺の波板」はよく扱われています。
10尺の波板を張るとき大変な点
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長さがあるため、運搬・搬入が大変
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3mもあるので、車に積むときや狭い場所に運び入れるときに取り回しに苦労します。
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少人数だと持ちにくく、風にあおられやすいです。
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施工時の扱いにくさ
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足場や脚立に登って作業する場合、長尺物はバランスを崩しやすい。
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曲げたりこすったりすると割れやすい(特に塩ビ波板)。
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固定の位置合わせ
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波板は上下左右の重なりを考えて張る必要があり、10尺は長さがある分「まっすぐ揃える」のが難しい。
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途中で曲がっていると全体的に歪みます。
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熱膨張の影響(特にポリカや塩ビ)
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長い分、夏場の膨張・収縮で波板が反りやすい。
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固定穴は少し余裕を持たせてあける必要があります。
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一人作業が困難
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基本的に二人以上で支えながら位置を合わせるのが安全。


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